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腰痛でお困りなら「横浜天王町カイロプラクティック」へ
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温浴で腰痛が悪化!!
温浴は腰痛に効果があると言われていますが、気持ちがいいので治った気がするだけで、実は腰痛を悪化させます。
温浴が腰痛を悪化させる原因は、お湯の効能や成分とは関係ありません。「草津ならいい」とか「下呂温泉ならいい」ということではありません。どこだろうが駄目です。
温浴が腰痛を悪化させる原因は「暖める」こと、つまり温浴そのものが腰痛を悪化させます。
しかし、多くの方が、その場限りの効果にだまされて、お湯につかり、せっせと患部を暖めて腰痛を悪化させています。温浴で腰痛が悪化する原因。
腰痛は温浴の熱によって悪化します。熱は炎症反応を促進させて痛みを増加させる働きのほか、筋肉を構成しているタンパク質を壊し、筋肉を硬化させま す。
そもそも腰痛は関節の捻挫あるいは筋肉の損傷ですので、患部を暖めてはいけません。
温浴は痛みを増加させる。
温浴の熱は「炎症反応」を活発にさせます。炎症は傷ついた組織を修復させる反応ですが、同時に発痛物質の産生を増やして痛みを増強させます。
熱によって発痛物資が増えて痛みが強くなるのですが、温浴のリラックス効果による鎮痛作用が痛みを麻痺させてしまいます。しかし、麻痺しているのは、鎮痛効果があるわずかな時間だけです。傷ついた組織が治ったわけでもなければ、発痛物質がなくなったわけでもありません。当然、鎮痛効果が切れた頃になると痛みは前よりも強くなります。
また、温浴とセットで行われる腰痛を悪化させる行為が飲酒とマッサージです。これらは温浴以上に炎症を促進させます。そして温浴と同じ鎮痛作用もあるので、温浴で腰痛を悪化させる方は、その場限りの効果にだまされ温浴・飲酒・マッサージのフルコースを満喫し、腰痛をますます悪化させます。炎症が起きているときは暖めてはいけません。飲酒やマッサージなど論外です。とにかく冷やして安静にしましょう。
冷却をするときは、体を冷やさないように、患部だけを冷やすようにしましょう。冷却は気持ちがよくないので、特に冬場の寒い時期は嫌がられます。しかし、炎症を抑えて痛みを鎮めるためには、絶対必要です。治療のための重要な「儀式」だと思ってやってみてください。気持ちはよくありませんが、温浴よりも鎮痛効果は絶大です。
冷却の方法や注意点についてはこちらを参考にしてください。→ぎっくり腰の対処法
温浴は筋肉を固くする。
患部を暖めると筋肉は緩んだ気がしますが、それは体全体の筋肉が弛緩したことで生じる錯覚で、患部の張りは緩みません。基本的に筋肉を構成しているタンパク質は、熱に弱 いので、暖めると筋繊維のタンパク質は変性し、柔軟性を欠いた筋張った筋肉になります。
温浴の熱は、炎症を活性化させて、痛みを増強させる働きの他に、代謝を活性化させて傷ついたタンパク質の修復を促し、回復を早める働きがあります。しかし、暖められた場合のタンパク質は、早く修復する分だけ、粗く柔軟性がないタンパク質繊維に仕上がります。暖められたタンパク質で構成された筋肉も繊維が粗く柔軟性を欠いた硬い筋肉になります。
そのような筋肉は、ぎっくり腰の度に暖められてきたせいで、タンパク質は硬く傷だらけで脆くなり、ぎっくり腰を繰り返すようになり、腰痛は慢性化します。
このように炎症を起こしている腰痛を暖めるということは、傷を火であぶって消毒と止血をすることと一緒です。傷は塞がりますが、繊維は硬くて脆くなります。炎症が生じているときはとにかく冷やしましょう。
しかし冷却は治療ではなくただの処置です。謂わば冷却は、借金の利息(痛み)の一時凍結にすぎず、元本である腰痛の根本原因が解消される訳ではありません。腰痛の根本原因である腰椎や骨盤周囲の筋肉と関節の問題、腰に負担を強いる姿勢の改善を行わない限り、腰痛から解放されることはありません。
腰痛の根本原因を解消するために、カイロプラクティックで腰椎や骨盤の安定のための調整をしつつ、腰に負担がかからないように全体のバランスを整えましょう。
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