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危険な肩こり「感染症」
たかが肩こりと言って侮ってはいけません。まず、当院に受診される前に危険な肩こりについて知っておきましょう。
感染症
ここでは危険な感染症について説明致します。
感染症の場合、風邪でもインフルエンザでも関節痛を伴うので当然肩や頚の関節にも痛みは出ます。
それ以外に、感染症の肩こりを見分けるポイントは微熱がある事です。普通の筋疲労の肩こりでは患部に熱感はあっても全身性の熱はありません。
また、頭痛や吐き気等を伴っている場合も要注意です。
髄膜炎
髄膜炎の特徴的な症状は頚が硬直する「項部硬直」です。
これは頚や後頭部の筋肉が固くなる症状で、症状が肩こりや後頭部の頭痛に良く似ています。しかし、熱が下がらない、頚が固くて前に倒すと痛い等の症状がある時は医師の診察を受けるべきです。
髄膜炎の可能性を示す兆候。
髄膜炎に限らず髄膜が感染や外傷により刺激されていると頚を前に倒す(前屈)ことで髄膜が伸張(引き延ばされ)されて、伸張刺激を和らげよう反射的な動作が生じます。
neck flexion test 陽性
頸部を前屈(頚を前に曲げる)させ、下顎が胸まで十分に近接するようであれば正常。
首が痛くて曲がらない場合を陽性、前屈が困難であれば異常。(顎や頚に付いた贅肉が邪魔で頚が曲がらないのは別です。)
ブルジンスキー兆候
仰向けの状態で頚を胸に付けるように屈曲させます。(図1)
その時膝を曲げる動作が現れた時は(図2)髄膜刺激症状陽性を表します。
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図1肩こりについて髄膜炎※ | 図2ブル人スキー兆候※ |
※医道の日本社「写真で学ぶ整形外科テスト法」 |
まとめ
頭痛、発熱、頸部硬直がある場合は迷わず医師の診察を受けて下さい。
肺結核・肋膜炎・肺炎
肺結核や肋膜炎、肺炎などの肺の感染症でも初期症状で肩こりや背中の痛みを訴えるケースがあります。
肺結核や肋膜炎の症状は咳や微熱、全身のだるさの他に、頚から背中にかけての凝り、肩甲骨周囲の凝り等が主な症状です。
肩甲骨周囲の凝り等の他に微熱や咳、全身倦怠感がある場合は風邪だと決めつけずに医師の診察を受ける事をお勧めします。
基本的に感染症由来の肩こりは単に肩こりや痛みだけということはなく、多くは微熱等の付随する症状があります。