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症例集043:腰痛・太腿と脹脛の張り

主 訴:

右下肢外側の痛み、間歇性跛行、右臀部痛

患者情報:

70代前半 男性

症状・病歴:

4日前に朝起きたら歩くのが困難なほどの右脚の痛み(太ももおよびふくらはぎ)で発症(初発症状)。(図1参照)その日の夜から右臀部にも軽い痛み が出現。発症 より4日前に、コンクリート打ちという重労働をしたのが原因ではないかと本人は考えている。

太もも及び脹脛の痛み
図1

医師による診断:

脊柱の曲がりによるもの 

既往歴:

糖尿病

神経学的検査:

痛みを感じる下肢の部位に、触覚低下が認められる。

構造診断

右仙腸関節に離開、仙骨の右下方変位、第5腰椎の右後方変位、第二頚椎の左後方変位。

症状の経過:

上記の構造診断に基づき調整したところ、初回の治療で下肢痛は、3割減となり、7回の治療で日常生活に問題がない程度に改善し治療終了。

コメント

コンクリートをハンマーで打つ作業をする時に、中腰になりながら、左足前/右足後で構え、主として左足荷重で作業をすることで、右仙腸関節に離開が 生じたのが、下肢痛および臀部痛の最大の原因であろう。

下肢痛についていえば、仙腸関節の関連痛というよりは、他覚的な神経障害(パレステジア)が出現している ことから、仙腸関節離開による坐骨神経の牽引(坐骨神経の距離が伸びる)あるいは梨状筋の緊張による坐骨神経の圧迫によると思われます。簡単言えば、骨盤 が歪んで坐骨神経に力学的ストレスが加わったということでしょうか。

坐骨神経痛の原因が、椎間板ヘルニアでないことが多いことは、あまり知られていないから、無駄な手術により苦しむ人が、今もたくさんつくり出されていることは残念です。

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