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手首の痛みで整体をお探しなら「横浜天王町カイロプラクティック」へ
![横浜天王町カイロプラクティック](img/index/topbanner2.jpg)
手首を曲げた時(掌屈)の痛み。
手首を曲げた時に痛む場合もどのように動かしていたのか?によって痛む場所も原因も異なります。
野球のピッチングで手首を痛めた場合。
野球のピッチングのように手首のスナップを利かせてボールを投げる運動(図1参照)は、急激に手首を曲げる力と、ボールを投げたとき遠心力が手の甲に加 わることで手根骨をつなぎ止めている靭帯が緩みます。手の甲側の靭帯が緩むと月状骨が手の甲側へズレてアーチが高くなりますが(図2参照)、そのままずっ と使い続けると手首の靭帯が緩んでいき、アーチが広がります。
![手首の屈曲](img/taisho_hiji/zu2.png)
図1※医歯薬出版株式会社「筋骨格系のキネシオロジー」より抜粋。
![手首の屈曲](img/taisho_hiji/zu3.jpeg)
図2※医歯薬出版株式会社「筋骨格系のキネシオロジー」より抜粋。
手首のアーチが広がると手の甲側にズレていた月状骨が今度は掌側へのズレ、さらに手首のスナップ運動を繰り返す事によって、月状骨に付着する屈筋腱や靭 帯が月状骨を引っぱり、さらに月状骨が掌側にズレます。(図3参照)
アーチが崩れ、月状骨が掌側へ引っ張られてアーチの下を通る腱や神経を圧迫して痛みや痺れを生じます。![月状骨を引っ張る靭帯](img/taisho_hiji/zu4.jpeg)
図3※医歯薬出版株式会社「手の痛みと機能障害」より抜粋。
テニスのフォアハンドやゴルフのスイングで手首を痛めた場合。
テニスやゴルフのスイングでは、手遠心力やボールが当たっときの衝撃が手首に加わり、そのせいで三角骨が前方(掌側)にズレが生じます。(図4参照)三角骨がズレた事でアーチが崩れて靭帯や筋肉・腱と手根骨の間で圧迫や摩擦が生じて痛みを生じます。
![三角骨](img/taisho_hiji/zu6.jpeg)
図4※南江堂「ネッター解剖学アトラス」より抜粋。
PC作業や調理等で手首を痛めた場合。
パソコンのキー入力作業をや、調理でフライパンを振るなどの動作を長期に渡ってやっていると、親指の大菱形骨(図5参照)につく短母指伸筋(たんぼしし んきんけん)や親指を外へ広げる筋肉の長母指外転筋(ちょうぼしがいてんきんけん)の腱が、使い過ぎで傷つき腱が腫れて痛みを発します。
更に使い続けると手根骨を繋いでいる靭帯が緩み、大菱形骨が前方にズレて大菱形骨と短母指伸筋腱や長母指外転筋腱の間で摩擦が生じて結果、炎症により痛みが生じます。
![大菱形骨](img/taisho_hiji/zu5.jpeg)
図5※医歯薬出版株式会社「筋骨格系のキネシオロジー」より抜粋。