横浜の整体 横浜天王町カイロプラクティック
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膝関節痛の対処法

膝が痛くて歩くのも辛い。階段の上がり下りが辛い。等の
どちらかと言えば普段の生活の中で痛くなった膝関節痛に有効な対処法をお教えします。
生活習慣による膝関節痛もスポーツ等の外傷による膝関節痛も初期の処置は同じですが、明らかに怪我や事故で痛めた場合は最初に専門の医療機関を受診され る事をお勧めします。
 

膝関節痛の対応

最初にやるべき事は・・・まず冷やす!!

冷やすと言っても市販の湿布薬などの「ひんやり気持ちいい」程度ではなく
氷水で徹底的に冷やします。 まず、 氷嚢が有れば氷嚢を使いますが無い場合は下の写真のようにスーパーやコンビニの
ビニール袋をでもかまいません。
氷嚢代用 膝の冷却
図1 氷嚢 図2 膝の冷却

 
ビニール袋に氷を適量入れて、氷が半分浸かる程度に水を入れ、それを患部に当ててひたすら冷やす。
2時間おきに30分間冷やしましょう。

膝関節痛初期の処置 なんとか歩けるようになったら。

なんとか歩けるようになったら少し簡単な体操をしてみましょう。

  1. 氷水で20分程度の冷却を1日3回行って下さい。
  2. 簡単な運動として、膝に手を当てて屈伸運動を5回、これを1日3回行います。

膝関節に手を当てて行うスクワット


膝スクワット伸展 膝スクワット屈曲
図4 膝スクワット伸展 図5 膝関節痛ハーフスクワット屈曲

 
 
コツは膝に手を当ててゆっくり曲げ伸ばします。

膝関節痛を患っている方の多くが膝関節がぐらつき不安定です。<膝関節に手を当てる事で膝関節が安定します。

膝関節には関節を円滑に動かすための潤滑油の様な働をする「滑液」があります。この「滑液」は関節の関節軟骨や半月板に荷重が加わる事で分泌されます。

しかし、偏った荷重をかけると関節軟骨や半月板は壊れてしまうので注意が必要です。

このスクワット運動は関節軟骨に対して垂直に荷重を掛ける事で満遍なく滑液を分泌させる作用と、滑液を出しながら均等に圧力を加える事で表面がざらついた関節面を鞣す作用があります。

ただし、90°以上曲げると偏った圧力が膝関節に加わるので、絶対に90°以上曲げないで下さい。
 

ポイント

  1. 膝関節に手を添える 
  2. 曲げる時も、伸ばす時もゆっくり行う。早くやっては駄目。
  3. 絶対に90°以上曲げない。
 

膝関節痛回復期の処置 歩けるようになったら。

痛みが引き、だいぶ歩けるようになったら今度は膝周りの筋肉の強化を意識しましょう。
筋力強化の運動としてハーフスクワットをお勧めします。

 膝関節痛回復期の運動

ハーフスクワット

膝関節痛ハーフスクワット伸展 膝関節痛ハーフスクワット屈曲
図4 膝関節痛ハーフスクワット伸展 図5 膝関節痛ハーフスクワット屈曲

まず、上の写真のように足は肩幅ほど開き、楽な姿勢で膝を少し曲げた状態で構えます。

次にゆっくりお尻を垂直に下げるような要領で膝を曲げます。(膝を曲げた時に膝頭が前に出ないように注意する)

ただしハーフスクワットなので曲げても上の写真のように精々45°まで。それ以上は絶対に曲げない!!

それを朝晩5回ずつ行います。

その後、症状の状況に応じて回数を増やしてもかまいません。

 ポイント

  1.  ゆっくり行う。
  2.  お尻を垂直に落とし、膝頭が前に出ないように意識する。 
  3.  絶対に90°以上曲げない。

 それ以外のおすすめの運動 

 ●水中ウォーキングを30分程度。
 ●ウォーキング30分〜40分。
 
 ※ウォーキング後又は運動後は20分間程度氷水で冷却しましょう。


膝関節痛