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コラム集028:スポーツの上達を目指している人へ(Part3)

運動神経がいいといわれる人と、そうでない人の違いは、新しいスポーツをどのくらいの短期間で習得できるかという点で分けられることが多いと思います。

しかし、これは目で見た動きを、自分の体感覚で感じることができるかどうかの差ともいえます。つまり、目で見た動きのフォームをなんとなくまねするのではなく、動いている人の体感覚を、自分の体感覚に置き換えてまねをするという意味です。

したがって、自分のからだを感じる能力を高めることが、体感覚で他人の動きを感じるための基礎になるということになります。そして、それが速く上達するために基礎でもあるわけです。以下に、具体的方法を書いておきます。

身体を感じる能力を高める方法。

  1. 自分のからだを触り、その感覚を記憶させ、全身どの部分でも意識できるようにすること。多くの人はからだの前側は意識できるのです が、後ろは できないものです。ところが背中には背骨が存在していますから、この部分を意識できることは極めて大切です。
  2. さわって意識できるようになったら、今度はその部分だけを動かす練習をします。手足は簡単ですが、胴体(体幹)を自由に動かすのは 結構難しい ものです。左右に側屈したりねじったりしながら自分のねらったところを動かす訓練をします。
  3. 今度は、すわった姿勢や立った姿勢で、どこに圧力やはりが感じられるか意識します。そして姿勢を微妙に変化(わずかに前屈みにした り、横に曲 げたり、ねじったり)させながら、体感覚の微妙な変化を感じます。

以上のような練習をしていると、非常にからだを感じる能力がたかまり、人の動きの本質をまねすることが得意になります。この練習はスポーツにかぎらず、ありとあらゆる身体芸術にも有効ですし、私のような身体の動きや姿勢の問題を分析する人間にとっても大切な訓練ですから、気楽にやってみることをお勧めします。



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