横浜の整体 横浜天王町カイロプラクティック
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コラム01:痛い時は冷やす。

痛い時に、冷やすべきか、温めるべきかは結構迷うと思いますが、まずは冷やすことです。

一般的には、急性痛(炎症)は冷やし、慢性痛は温めるというように指導されていると思いますが、熱を持っているところは冷やすのが原則です。

触ってみると分かることなんですが、慢性痛の場合もほとんど発熱しています。試しに、肩こりの人の肩を触ってみて下さい。熱を持って腫れぼったくなっていますから。この理由は簡単で、筋肉は緊張すると熱を発生させ(筋は人体最大の発熱機関です)、熱のあるところには血液があつまるからです。

ですから慢性が長いほど貯め込んだ熱量(エネルギー)は大きいことになりますので、毎日せっせと熱を放出させないと、組織は壊れていくことになります。パソコンも車も冷却装置がないとすぐに壊れてしまいますが、人も同じです。人をつくっているタンパク質は熱に弱いんです。
だから肩こり、腰痛は冷やして治せです。

肩こりは、温めなきゃだめだよという温め派の人も、まずは、だまされて下さい。冷やすとこんなにすっきりするのかと実感する方がほとんどですから。ただ、冷やす時はアイスノン等の冷却剤ではなく、溶けかかった氷や氷水をビニール袋に入れて使って下さい。

そして風邪を引かないように、からだの他の部分の保温に気をつけて下さい、あくまで熱の出ている痛いところ、凝っているところを冷やすのが目的で、からだを冷えさせるのが目的ではありませんから。冷たさに弱い人は、まずは下着の上からでもかまわないので、試してみて下さい、きっと目から鱗が落ちます。

冷やすこと温めること、冷えについては大切なことなので、またの機会に書くつもりです。



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