横浜の整体 横浜天王町カイロプラクティック
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症例集031:「アレルギー性紫斑病」の改善。

性別:男性 年齢:3歳
主訴:アレルギー性紫斑病

症状:

両下腿前面に紫斑が複数個発生し、かゆみを伴う。

既往歴:

便秘、とびひ(伝染性膿痂疹)の後に紫斑病を一度発症させたことがある。

病院での診断と治療:

大学病院にてアレルギー性紫斑病との診断を受け、血管を強くする薬(詳細不明)を処方されるが、症状の改善なし。

当院での診断:

歩容(歩行の様子)から構造的異常部位が上部頚椎にあることを見つけ、それに基づき頚部回旋検査で右回旋制限があることを確認。確定構造診断として第一頚椎の右後方変位(強度)、左股関節の軽度屈曲制限。

また、第1頸椎のズレの影響からか、背骨にそった気の流れを確認すると、第一頚椎/第二頚椎間で大きな気の流れの滞りがあることを確認した。

当院での経過:

1回目の治療をした次の日には、紫斑が薄くなり始め、一週間後に再来院した時には、かゆみはなくなり、紫斑もかなり薄くなる。

院長の見解:

小さい子供が、健康上の問題を持つ場合、カイロプアラクティックで考えるバーストラウマ(出産時外傷)が影響していることが珍しくありません。

この子の場合も、出産時に 臍帯(へその緒)が、首のまわりに三周巻き付いたため、帝王切開にて出産しました。このようなバーストラウマによる頚椎の異常が疑われたため、上記のような検査を行い、的確に異常部位を見つけることができました。

乳幼児は、一般的に自然治癒力が強いせいか本当に治りが早く、時に奇跡とも思えるような劇的な治癒現象が起きることがあります。このような事は到底、大人では考えられません。この子の場合も、それに近いものがあります。

それが、この子の場合は第一頚椎だったということです。

二回目の治療では、わずかに残っていた第一頚椎の変位を調整し、ご両親には、経過観察して、問題が生じなければ、念の為に3ヶ月後に診察に来るように伝えて終了となりました。


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