横浜の整体 横浜天王町カイロプラクティック
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「四十肩・五十肩について」の対処法の説明。

>四十肩・五十肩の症状には急性期と慢性期があるので状態に応じて対処しましょう。

四十肩・五十肩の急性期

急性期の対処法は、とにかく冷やして安静にし、炎症を抑える事です。冷やすと言っても湿布程度では全く利き目がありません。氷水で冷やして下さい。お風呂で温めたりするのも控えて、シャワーにして下さい。当然効能の有無に関わらず温泉は駄目です。

1)氷水で冷やす。

氷嚢が有れば氷嚢を使いますが無い場合はスーパーやコンビニのビニール袋をでもかまいません。

ビニール袋による代替え氷嚢

◎冷やす方法
 氷のう(ビニール袋で代用できます)に氷(9割)と水(1割)を入れ、肩に20〜30分あてます。首に当てると身体が冷えますので患部以外は冷やさない ように、保温に注意して下さい。(部屋を温かくするなど)

氷嚢

これを2〜3時間置きに1日3回程度できればより早く痛みが減るでしょう。3日間は続けてください。

四十肩・五十肩の慢性期

 慢性期になったら積極的に動かしましょう。動かすと言っても、動かせる範囲が限られていますし痛みも伴いますので、動かせる範囲で行います。

四十肩・五十肩のための体操。

この体操は四十肩・五十肩にみられる緩んで不安定になった関節を締めて安定させ、荒れて凸凹になった関節面を鞣すための体操です。関節を締める事で肩関節を安定させ肩関節周囲の負担を減らします。また、肩関節を鞣す事で関節面を滑らかにしスムーズな関節運動を回復させるます。この「肩関節の安定」と「可動域の改善」の2点が体操の目的です。

①下の図のように肩の関節に荷重がかかるように四つ這いになります。

四十肩・五十肩体操

②その状態で下の図のように身体を前に移動させます。

四十肩・五十肩体操

③その状態で下の図のように身体を後に移動させます。

四十肩・五十肩

④今度は四つ這いのまま身体を左右にスライド させます。

四十肩・五十肩 四十肩・五十肩
左へスライド 右へスライド

⑤前後・左右をそれぞれ20回。一日3セット実施しましょう。痛くなったらビニール袋に氷水を入れて20分間冷却しましょう。

※注意!!下手なストレッッチは肩関節周囲の靭帯を緩め症状を悪化させるので止めましょう。

この体操は予防法にもなりますので「肩関節が緩んでいる人の特徴」に該当する方はやっておいた方が良いでしょう。

「四十肩・五十肩」当院の施術。

まず、急性期は寝てても痛い激痛を取るために、肩関節周囲の組織の負担を取り、炎症を抑える処置を行います。施術の期間は、個人差にもよりますが、1週間に2〜3回のペースで施術を行います。早ければ1週間、遅くても2〜3週間で激痛は収まるでしょう。

 痛みが治まったら、可動範囲を広げる事と動かす時の痛みを取る事を目的に施術します。施術は、肩関節が緩くなる姿勢の要因を取り除くために骨盤を含めた背骨の矯正を行い、荒れて凸凹になった肩関節の表面を鞣す処置を行います。このように身体の全体のバランスと患部を同時進行で施術を行います。

 しかし、四十肩・五十肩はそれでも腰痛等と比べて治るのに時間がかかります。なので、最低3ヶ月はかかると思って下さい。


40肩・50肩